(前回からの続き)
きたかみ小麦は南部小麦粉と比較すると薄力粉に近くパンよりクッキー等に相性が良いと判断した。
1988年1月、個人会社マウンテンソング設立と同時に岩手県の府金製粉にきたかみ小麦を一本挽き製粉でお願いした。
出来上がってきたサンプルを取引先に配布し始めた。
そのなかで、東京都港区南麻布のSweet Hanadaさんから連絡を頂き訪問させていただいた。
代表は花田美奈子さん。窓口はBROWN RICEブランド立案者の中村隆子さん、製造責任者は麻生慎治さん。
きたかみ小麦粉原料のクッキーを試食させて頂き美味しさに感激、新たなる光が見えた瞬間でした。
中村隆子さんは1989年ブラウンライス(株)を設立し取引が開始されました。
きたかみ小麦粉は今も(株)ニールズヤードレメディーズのBROWN RICE事業部として麻生慎治氏により作り続けられています。
(続く)
北上小麦についてご存知であればお聞かせ願えないでしょうか
アミロース、アミロペクチンがどの程度か教えて下さると大変有り難いです
お問い合わせ頂きました件でございますが、メーカーに確認致しました。
でんぷんの分子組成はアミロースとアミロペクチンの2種類が混在しておりますが、北上小麦の比率のデータは持ち合わせがないとのことです。
もち性(アミロペクチン100%)ではないのは確かであるとの回答を頂きました。
明確なお応えとならず誠に申し訳ございません。